探偵初心者ガイド
探偵と警察の違い
よくテレビドラマでは探偵と警察が一堂に会して事件の捜査に当たったりしますが、実際の探偵と警察はどう違うのでしょうか?まず、当然のことながら警察は公的機関であるのに対し、探偵は民間人です。警察と違い、探偵は刑事事件に関与できません。関西地方の警察内部では刑事の事を探偵と呼ぶ事もあるようですが、実際には探偵が警察とつながりがあるわけではありません。
そうなると、探偵の存在価値は何なのか、ということになりますが、探偵の強みは確かにあります。それは、民事事件を扱う事ができるという点です。警察には、「民事不介入の原則」があるため、民事事件は扱う事ができません。ご近所トラブルや嫌がらせ、まだはっきりとした被害が出ていないストーカー行為などを扱うのは難しいのです。
しかし、探偵ならこうした事件を調査し、解決に当たる事ができるのです。民事事件は、最初は小さなトラブルに思えても後々凶悪犯罪に発展しかねないようなものもあります。そうした凶悪犯罪が起こってしまった後でなければ警察は対応できない場合が多いのですが、探偵はそうした犯罪の芽を摘みとるような調査活動を行う事ができるのです。
また、日本の警察は「おとり捜査」を行う事ができません。例えばひったくり犯を押さえるためにわざとひったくられそうなものを持ってひったくり犯の頻出する場所で待ち構え、実際にひったくられたところを現行犯で捕まえる、という事は出来ないのです。しかし、探偵であればこうした手法も取る事ができます。